昨年、貴重な体験をしました。
身内が横浜市内でスクラップの収集運搬会社を営んでいて、一昨年から６～７回ドロボーの被害に遭っていました。
探偵業に身を置く者としては「こうなったら捕まえるしかない！」と、自身の現場が終わってからなど断続的に張り込みを実施。
十数回目の６月４日深夜、まんまと現れた泥棒を確認、速やかに通報と指示。密かに駆け付けた１０名ほどの警察官によって逮捕！犯人は外国人で、なかなかの大物だったとか・・・。
情報の不正取得等でこのところ探偵業が世間をお騒がせしていた中、少しは社会の為にお役に立てたのかな？と思います。
その後、鑑識による現場検証のあと警察署にて調書を作成したのですが
「泥棒を捕まえる為に張り込んでいた」と事情を伝えると、担当の方は驚いておられました。
また、スムーズな通報と現場での詳細を記憶していた事も評価して頂きました。
これら張り込みや現場での状況を比較的冷静に判断・記憶できるのも、
調査業として日頃から現場で様々なケースに対応しているからなのかもしれません。
このお話しは自慢話ではなく、肝となるのは我々探偵業の人間はそういった技術を持ち合せているという事です。
プロの泥棒にも気付かれない張り込み、臨機応変に機転の利く判断と記憶力。
これらをもっと業界発展の為に生かせないものでしょうか・・・。
このような実績を積み重ねることができれば、公益性のある業種である事が理解されていくのではないかと思うのですが・・。
2015-07-13 09:20:31
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